導入の進め方
Claude Codeの始め方|初期設定から最初のファイルを作るまで
Claude Desktopの「Claude Code」で、架空の情報を使った案内ファイルを作ります。アプリの導入、ログイン、作業フォルダの指定から、ファイルの作成、内容の確認、部分修正まで順に説明します。

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KEY TAKEAWAYS
この記事の要点
ターミナルの操作が必要?
この記事の手順では、ターミナルを操作する必要はありません。デスクトップ版のClaude Codeを使い、CLIやNode.jsを別途インストールする手順は扱いません。
最初に何を用意する?
Claude Codeを利用できるアカウントと、練習専用の空のフォルダを用意します。実際の顧客資料は不要です。
どこまでできれば完了?
指定した場所にファイルができ、開いて内容を確認し、一部を修正できたら最初の練習は完了です。
Claude Codeは、まず一つファイルを作ってみると理解しやすくなります。最初から外部サービスをつないだり、大きなシステムを作ったりする必要はありません。
この記事ではClaude Desktopの「Claude Code」を使います。ターミナルから起動するCLI版の手順とは分けて進めます。公式ガイドでも、デスクトップ版にはClaude Codeが含まれ、Node.jsやCLIの別途インストールは不要と説明されています。デスクトップ版の入門
まず、自分のパソコンに成果物を保存し、開いて確認できるところまで進めます。以下は公式手順に沿った練習案です。読者の環境での動作を保証するものではなく、当社の導入実績を示すものでもありません。
1.公式ページからアプリを入れる
まず、Claudeのダウンロードページを開き、自分のOSに合うアプリを選びます。会社の管理端末なら、インストールのルールに従ってください。
インストール後、Macならアプリケーション、WindowsならスタートメニューからClaudeを開き、利用するアカウントでログインします。会社の仕事を試す場合は、会社で使用を認められたアカウントを使います。
次に上部のClaude Codeを開きます。利用できない場合は、対応プランや組織側の設定を確認します。アップグレードの表示が出ても、その場で別契約を増やす前に、今の契約で使えるか確かめてください。
価格や利用上限は、実際の契約画面と公式案内で確認してください。この記事では有料契約を新しく申し込む操作までは扱いません。
2.練習専用のフォルダを作る
Finderやエクスプローラーで、自分が分かる場所に「claude-practice」という新しいフォルダを作ります。名前は練習用の例なので、同名のものがあれば別の名前にしてください。
最初は空のフォルダで十分です。作成されたファイルを見分けやすくなります。顧客名簿や本番の業務ファイルを入れる必要はありません。
Claude Codeの実行環境でLocalを選び、Select folderから、この練習フォルダを指定します。ここではCloudやSSHへ切り替えず、自分のパソコン上で進めます。モデルは画面で利用できるものを選びます。
Localは作業場所の指定です。AIの処理が通信せず端末内だけで完結するという意味ではありません。練習を架空のデータにしておけば、会社の実データを使わずに手順を学べます。
3.初回は変更を確認する設定で進める
送信欄付近の権限モードを見ます。この練習では、変更を確認して進められるManualを選びます。表示名はアプリの版によって異なる場合があるため、ファイル編集やコマンド実行の前に確認するモードかを見てください。
公式文書では、Manualは編集や実行前に確認するモードとして説明されています。承認の省略を目的とした設定は、初回の練習では使いません。権限モードの説明
初回は、何を変更するかを確認し、自分の作業範囲を理解するためにこの設定を使います。慣れてから、会社のルールに合わせて設定を見直します。
4.架空の案内ファイルを作ってもらう
最初は必要な情報をすべてこの場で指定します。次の例を入力してください。日付も会場も練習用の架空設定です。
練習用の架空の社内勉強会の案内を作ってください。日程は10月15日の15時から16時、会場は会議室A、持ち物はノートパソコンです。年や曜日、申込先など、ここにない情報は追加しないでください。内容をevent-guide.txtとして、今選択している練習フォルダへ保存してください。外部送信や公開はせず、保存後に指定した3項目が入っているか確認し、保存先を教えてください。
編集やコマンド実行の確認が表示されたら、対象が練習フォルダで、作るファイルがevent-guide.txtかを見ます。関係のない場所の変更や、必要のない追加ソフトの導入を求められた場合は、いったん取り消して理由を聞きます。
例えば「今回はこのテキストを一つ保存するだけです。追加インストールをせず、今の環境でできる方法で進めてください」と伝えられます。分からない確認を全部許可して進む必要はありません。
5.チャットの返事ではなく、ファイルを開く
完了と表示されたら、保存先の案内から実際のファイルを開きます。見つからなければ、Finderやエクスプローラーで先ほどの練習フォルダを開いてください。
公式のデスクトップ説明では、ファイルパスから開いたり、保存場所をFinderやエクスプローラーで表示したりする方法が案内されています。メニューが見つからなければ、AIへ保存先の絶対パスを尋ねる方法もあります。ファイルを開く操作
確認するのは、日時、会場、持ち物の3項目です。指定していない曜日や申し込み期限が増えていないかも見ます。きれいな文章に見えるかより、渡した情報のまま作れているかを確かめます。
私なら、この段階で「案内ができました」という返事だけを見て終わらせません。保存されていなければ、仕事の成果物としては受け取れていないからです。
6.一部分だけ直してみる
次に、持ち物だけを変えてみます。
event-guide.txtの持ち物を「ノートパソコンと充電器」に変更してください。それ以外の内容は変えずに保存し、変更した部分を教えてください。
変更の確認を経て、ファイルを開き直します。持ち物が変わり、日時と会場がそのままなら、この練習の条件を満たしています。変更のたびに案内全体を別の文章へ作り直す必要はありません。
もし指定以外の内容が変わったら、対象を具体的に示して戻してもらいます。「会場は会議室Aのままです。会場の部分だけ元に戻してください」という伝え方です。
この一往復ができると、作成だけでなく、実際の仕事で多い部分修正の感覚もつかめます。最初から完成度の高い大作を求めるより、変更がファイルに保存されるところを理解する方が先です。
つまずいたときは、原因を分けて見る
| 起きたこと | まず確かめるところ |
|---|---|
| Claude Codeを開けない | ログインしているアカウント、対応プラン、組織の利用設定 |
| 作業が提案だけで終わる | 計画だけのモードになっていないか、実行の確認を待っていないか |
| ファイルが見つからない | 選択したフォルダと、AIが示した実際の保存先 |
| 保存の許可が出ない | 端末やフォルダの権限。制限を勝手に解除せず管理者へ確認 |
同じ依頼を何度も送る前に、実行前で待っているのか、保存で失敗したのかを分けます。状況が分からないときは「何が完了し、どの操作で止まっていますか」と聞いて構いません。
エラーを相談するときには、パスワードや認証情報を貼り付けないでください。画面のエラー文と、やろうとした作業が分かれば、切り分けの入口になります。
次は仕事の資料を一つコピーして試す
ここまでできれば、導入、作業場所の指定、作成、保存、部分修正まで一通り経験したことになります。次は、利用してよい資料のコピーを一つ選び、同じ流れで試します。
最初から外部送信や公開まで任せなくて構いません。自分が使うファイルを完成させ、その内容と保存先を確認できれば、最初の導入としては前進です。
最後に、今回使ったフォルダ名と依頼内容を短いメモで残してください。次回、どこから始めるか迷わなくなります。私が導入で目指したいのは、操作説明を聞いた状態ではなく、自分で一つの作業を終えられる状態です。
本記事は2026年9月22日時点の情報にもとづいています。各サービスの仕様・料金・利用条件は変更されることがあります。実際の業務でご判断いただく際は、各提供元の最新の公式情報をご確認ください。
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